(家入レオ - 僕たちの未来 ・・「震災から5年が経ち、人と人との絆、出会いや運命、喜びや悲しみ、挫折や希望、という、生きる中で日々感じることを改めて見つめ」、この曲が生まれたと本人が言っていました)
先日のオバマ大統領の演説、思っていたよりも長くて意外でした。様々な抵抗にあってうまく進まなかったけれど、核軍縮は大統領になったときからの願いだったので、任期が終わる前に十分に思いを伝えたかったのでしょう。
演説への評価は立場や考え方によって違ってくるだろうけれど、ひとつ印象的だったのは、内容が政治的というよりも人間的だったなということです。大統領としてよりも、人類の一員として「私たちは~」と言っていたような気がします。
hibakusha という言葉が二度出てきましたね。日本語がそのまま英語になっているのです。日本が、世界で唯一核兵器が実戦使用された国であることを、改めて感じました。
「私たちは、この街の中心に立ち、勇気を奮い起こして爆弾が投下された瞬間を想像します。私たちは、目の当たりにしたものに混乱した子どもたちの恐怖に思いを馳せようとします。」(演説の一節)
相手の立場になってみて、その苦しみや悲しみを想像するというのは、人間関係の基本のように思えます。それができないで、いがみ合ったり、ケンカしたり、戦争をしたり・・。個人にせよ国家にせよ、お互いとの問題の根本は同じなのかもしれません。
「私たちの未来」・・政治家や指導者だけではなく、私たち一人ひとりの努力で作っていかないとね。
さて、もうすぐ5月は終わりです。うちのアジサイも咲き始めました。

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