
5月に入りましたね! 早いなあ。
今日は半分休みで、最近見つけたサイトや記事を読んだり、眺めたりしてます。
よくも作ったものだと思ったのが、「もし、月が1ピクセルだったら」(If the moon were only 1 pixel)というサイト。
1ピクセルというのは、パソコンの画面に表示できる一番小さい単位ですが、それをもとに、太陽、惑星、衛星の大きさやお互いとの距離を単純に比較しています。
木星や土星がものすごく大きかったり、お互いとの間に何もない空間が広がっていたり、太陽の重力がものすごい範囲に及んでいたり、あらためて、太陽系のすごさ、広大さを感じました。
そういえば、地球って、そのサイズも、太陽からの距離も、ものすごく絶妙にできているんですよね。
たとえば、ひとつ太陽に近い金星は、表面が熱すぎて水が蒸発してしまう。ひとつ外側の火星は、温度が低すぎて水が凍ってしまう。それに、小さすぎるので、引力が弱くて大気をとどめておけない。水も大気もなければ、生きられませんねえ。
その他にも、「地球に知的生命体がいるのは偶然か?」というブログ記事に書いてあったのですが、太陽系全体がかなり絶妙なバランスでできており、これはけして偶然ではなく、誰かが緻密な計算をしないかぎり存在し得ないことがわかります。
有名な天文学者アラン・サンデージの言葉を思い出しました。子どものころは無神論者だった彼ですが、こう言っています。
「私は、自分自身の科学的探求によって、この世界は科学で説明できるものよりもはるかに複雑であるという結論に達した。存在の不思議は、超自然の概念なくして理解することはできない」
この広い宇宙の中、こんなに小さいけれど、こんなに絶妙な作りの地球で存在し、活動し、考え、感動し、人生を楽しめるのは、まさに奇跡ですね。
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