最近、犬ってすごいなと改めて感じさせるニュースがいくつかあって・・・。そのひとつが、この夢之丞(ゆめのすけ)君。
2010年11月、紛争や災害の人道支援をしているNPOピースウィンズ・ジャパン(以下PWJ)のスタッフが広島県動物愛護センターを訪れた。偶然ガス室前にぽつんと置かれたケージの中でふるえる生後3〜4ヶ月の子犬に出会った。ガス室が満杯になり殺処分が延期されたところだった。
(『殺される寸前で救われた犬「夢之丞」 災害救助犬となって広島の土砂災害で活躍するまで』)
PWJは、後に夢之丞と名付けられるこの犬を含む数頭を譲り受けたそうです。それが今では災害救助犬となって、広島の土砂災害現場で活躍中。
人間によって捨てられた犬が、他の人間によって救われ、今ではまた別の人間を助けている。
かと思えば、こんな悲しいニュースも。
視覚に障害を持つ人をサポートして歩く盲導犬。埼玉県に住むオスカーもある全盲の男性のパートナーとして生活していました。7月28日、この盲導犬オスカーが心ない人に刺される事件が起きました。
盲導犬達は訓練により人に対して攻撃をすることはもちろんの事、声を上げることもほぼありません。その為、オスカーが刺されたことに男性は気づくことが出来ませんでした。
しばらく時間が経った後、、オスカーの体から流れる血が抜け毛防止の服を赤く染めた時、人に告げられて男性は初めてオスカーが襲われていた事に気づきました。
(『絶対に許せない! とつぜん刺された盲導犬。それでも彼は吠えなかった』)
人間を助けている犬が、他の人間から傷つけられる・・・。
どちらのニュースも、犬を捨てたり傷つけたりする人間の話。そして、それでも人間を助けてくれている犬の話。
色々と考えさせられちゃいました。
オスカー君、夢之丞君、そしてたくさんの仲間達、ありがとう!
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